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「やったぁ!ありがとう康太くんっ!うわあ嬉しいなぁ、康太くんが協力してくれてっ」
うわっ!?
か、顔近い、めあり……!
両手で僕の手をがっしり掴んで、目一杯僕に顔を近づけて……
そんなに目を輝かせんでも……僕はあくまで、キミとは干渉しないスタンスなんだからね!?
「頑張ろうねっ、康太くんっ!」
「あ、ああ……頑張れ、めあり」
「うんっ頑張る!」
うん、素直でよろしい……よろしいんだけど、僕の手が……めあり力強い!痛い、痛い痛い痛い!あああ僕の右手が砕けるぅぅぅ!
しかし顔はあくまで笑顔だ。……顔に物凄い嫌な汗かいてるけど。
「と、とりあえず……離れよ?なっ?」
「うわわわっ、ごめんなさい!」
慌てて飛びのくめあり。
……うーわ、僕の右手が……指ぷらーんてなってるよ。力入らねぇぇ。
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