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……休み時間だ。
めありはお花を積みに行ったらしく、教室を離れているので、漸く僕にもゆっくりと出来る時間が……
「おーい康太ァ、あの美少女は一体なんなのさっ！？詳しく話を聞かせなさーいっ！」
……無い、みたいだな。
面倒臭い幼馴染みが……やってきてしまったらしい。
少し短めのポニーテールをした、健康的な印象を受ける我が幼馴染み……朝凪静葉。名前と違って全然静かじゃないけど。
「悪いが、めありとは静葉が思っているような関係じゃないぞ」
「いいや、今朝絶対なんかあったね！」
くう……昔からだけど、妙に勘の鋭い奴……！
明らかな疑いの目線を僕に向けてきよる……気分悪いなぁもう！
「……道に迷ってためありをたまたま見っけたから、道案内してあげただけだよ」
「え～！？本当かぁ、それ～！？」
「うたぐり深い……！」
やめてくれよこのテンション。
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