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「いいか~! 今日は年に1度の一大イベントだ! いつもより忙しいからみんな、気を引きしめてけよ!」
「お~!!!」
みんなすごい気が入ってるなぁ…
「おっ! プレアデス!」
「ケフェウス! みんなすごい気合い入ってるね!」
「まぁな、なんせ街の一大イベントなんだ。忙しくもなるさ。
ところでそれ、流れ星用の星?」
「あぁ、これを打ち上げ係りに」
「ありがとな! じゃっ、持ってくな! 親方!」
「お? それは流れ星か! みんな、打ち上げ準備にかかれ!」
「はいっ!」
星を夜空に打ち上げ、いよいよ流れ星を打ち上げる番。
するとケフェウスが打ち上げ準備を始めていた。
「えっ!? 今年の打ち上げはケフェウスもだったの!?」
僕は聞いてなかったから少しびっくりした。
でも…あんな大役を任せられるなんてすごいな
ケフェウスが流れ星を打ち上げ用の機械に入れる。
「行くぜー」
「OK~!!」
機械のスイッチを押し、流れ星が流れ始める。
ヒューン! ヒューン!! ヒュン!
うわぁ… すごいなぁ…
「プレアデス! 行くぞっ!」
「えっ? 仕事はいいの?」
「親方が見てきてもいいって! ほら、行こうぜ!」
「うん!」
僕達は人間界が見える、星の鏡の間へ行った。
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