2/12
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/79ページ
ね…眠れないっ!! 『相澤さんが好きです……!』 彼は若月 空(ワカツキ カナタ)と言った――― まさか…告白されるとは… しかも、あの後… 「って…えっ!?えぇー!?」 「……////////」 「えっ…うそ…」 でもでもっ…友達の好きかも知れないしっ! 「……うそじゃない… 俺と付き合ってくれませんか?」 やっぱその『好き』かぁぁぁぁ!!! 「…あのっ…あたし…その…付き合うって…よくわからなくて…」 「……………」 「…だからっ…あのっ…」 「…………ふ…」 「……え?」 「……そんなに焦らなくていいですよっ」 「…えっ…あの…そもそも…あたしのどこを…好きに…? あたしの…事…」 ケンカ屋の事は知ってるの… 「…?…ああ…『ケンカ屋,蘭』の事?」 「……っ…」 やっぱり知ってたのね… 「…でも、今は違う」 ハッ 『今』…か… 「……はは…あはは…そー、だね…」 会って二回目なのにこの人は昔のあたしじゃなくて、今のあたしを見てくれた… ぽろ 「…!……相澤さん…」 「…ごめんね…つい嬉しくて…」 「……えっ…」 「ねぇ…あたし…付き合うってゆうのはよくわかんない…」 「………………」 「…だから…初めてのあたしに『恋』を教えてくれない?(ニコ」 「…………はい…」 「改めて…あたしは相澤蘭、これからよろしくね♪」 「俺は若月空、よろしくお願いします」 「…敬語なんていーよ、あたしの彼氏でしょっ♪」 「/////」 「…すぐ赤くなるのね…クスッ」  
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!