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うん、やっぱりダメだ。
意味わかんねぇ。
なんで君がいんの?
てか、新しい子ってなに?
あー、やばい。
目回ってきた。
「え、ちょ、ユチョン!?」
俺はそのまま意識を手放した。
「んっ…あれ…?」
「あっ、…起きました…?」
ん?なんで敬語?
そう違和感は抱いたものの、どうでもよくなってしまい、俺はジュンスを一切見ずに目を閉じたまま抱きついた。
「ジュンスー…、喉乾いたぁ…」
「あ、あの…僕」
「あー!!!ユチョン、なにしてんのっ!!」
………え?
これ、ジュンスじゃないの?
そっと髪の毛を撫でてみれば、触り慣れたジュンスのものでもなく、ユノヒョンのものでもなくて。
「ちょ、…離して…っ」
耳元で聞こえた声もジュンスより高くて透き通ってて。
その時、俺の頭の中に昨日の光景が蘇った。
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