灯りは、

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「…ョン、……チョン…」 誰か呼んでる……? 「ユチョン!!!」 「ぅあっ!?いだぁ!、…っ」 飛び起きた反動で床に落ちて腰を強打。 堅い床に叩きつけられた痛みと、昨日の疲労からの痛みが体中に走った。 「痛ってーなっ!!もっと優しく起こしてよ!!」 「今日どうするんだ」 「話聞けよ!!」 この鈍感、どうにかなんないのかな… そんな事を考えながらあまりの疲労感にソファにうなだれてるとまたユノヒョンが近づいてきた。 「なに?」 思いっきり見つめられたと思うとゆっくりヒョンの顔が近づいてきた。 「え?」 なに?この状況。 訳が分からず逃げようとするけど痛みが邪魔して動けない。 その間も、近づいてきて。 「ユチョン…」 俺の頬にヒョンの手が触れる。 キス、される……? ぐっと目を閉じて構えた瞬間。 「睫ついてる。」 睫……? ゆっくり目を開けるとほら、と笑いながら睫を見せてきた。 ……………。
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