~ 太陽に愛された悪魔 ~

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{ キ…キサマ… イッタイ… } { アクマノクセニ、コンナ生キ物ノタメニ… } 『“こんな”…か…    フッ 俺も最初はそう思ったなぁ… 今となっちゃ、頭で考えるよりも自然になったけどなぁ』 そう言うと銀狼は、座っていた女の子を抱き寄せた。 『お前等も、聞いたことくらいはあんだろ? 『太陽に愛された悪魔』 …ってな』 ニヤリッ { マ…マサカッ!! } { アノ“ウワサ”ハ… } { ホントウダッタッテコトカ?!! } 『そういうこった。 ほら… 空を見て見ろよ…』 銀狼が空を見上げて言う。 悪魔たちも、つられて空を見上げると、真っ黒な雲の1点に穴が開き始め、陽の光が差し始める。 .
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