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一年一組 一番 安藤 千尋
二番 伊藤 裕太
といった感じに紙には組と番号、名前が書いてあった。
俺の名前は。っとあった。一年二組七番だ。
女の子の方も見つけたようで嬉しそうに微笑んでいた。
可愛い。
ほんの一瞬だがそう思った。
俺は何を考えているんだ。確かに可愛いけど、心が誰かに覗かれている訳でもないけど、何故か恥ずかしい。俺が可愛いなんて思うなんて思わなかった。
嫌、思ったこともあった。でもこんなに心臓が早くなるほど思ったことは……
「どうしたんですか?」
女の子が首を傾げて聞いてくる。
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