手紙

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貴方が浮気していたことを知ってたよ。 だから、私は別れたいといつも口に出していた。 だけど、貴方はそんな私を必死でつなぎ止めようとしてくれていた。 貴方がつなぎ止めようとしてくれる度に、貴方の愛を感じていた自分をいつも蔑んでいた。 こんなことでしか、愛を確かめられない愚かな自分を・・・ 貴方のことが好きで好きでたまらないのに、貴方を思えば思うほど、辛くなっていった。 私は愛の表現を知らない。 愛すら分からないのに、表現しようなんて馬鹿みたいな話しなのだけれど・・・ .
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