伝説の序章

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山崎「うぅ…緊張する…」 俺はいつになく緊張していた。 山崎「アサシン学校に入学した時より緊張するぜ…」 アサシン学校とは一般人は誰も知らない隠された忍者組織である。現在は山崎一人で組織活動をしている。 山崎「友達百人作りてぇ……」 山崎の独り言に周囲の女子達はえもいわぬ恐怖感を覚えた。 山崎「とりあえずクラス分けのボードを見に行く……」 俺は玄関先にある入学者をクラス分けしたボードを見に行った。 山崎「見えねぇ… てめーら… どけ…」 しかし山崎の声は届かない 彼は非常に声が小さく、更に異常なまでに低いのである。 ドンッ 何かがぶつかってきた。 山崎「いてーな…」 生徒「ご… ごめん…」 どうやら生徒が走ってきてぶつかったらしい 同じ一年生のようだ。 山崎「貴様… 誰にぶっかったか… ぶつか… わかってんのか……」 山崎はどもりながらも威嚇してみせた。 渡辺君「ごめんごめん!あっ!その缶バッチ チルノじゃん!」 山崎「そうだ… 俺の嫁だ…… てめーなんかにゃ渡さんぞ…」 渡辺君「いらないよそんなキモオタロリ属性! 君ロリコンなの?」 山崎「なわけねーだろ…! チっチルノなど嫁なんかじゃねー…」 渡辺君「ふーんそうなんだw じゃあ僕行くね!」 山崎「………」 山崎は緊張して別れ際何も喋れなかった。 キーンコーンカーンコーン… 山崎「時間だ… 」 シュザザザザザッ 山崎はアサシン走りで教室まで駆け上がった…
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