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-チュンチュン
ガバッ!!
えっ!?寝てた!!
いつの間にか寝ちゃったみたい。
今の時間は午前9時。
迎えはたしか午前10時。
「やばっ!!あと1時間しかない!!
荷造り終わってない!!」
-やっとのことで終わった。
「づがれだよぉ~」
-ピンポーン
「ノエル様のお迎えに上がりました。」
はやっ!!
「はいはーい!
今行きますよー」
荷物を持って
階段を降りていく。
「お嬢様。
私がお持ちしますので。」
そう言って荷物を持つ。
「あ、ありがとうございます…。
えっとー…。」
「桂木と申します。」
「桂木さん…。」
外に出るとリムジンが。
桂木さんが
ドアを開けてくれる。
「お乗りください。」
「…はい。」
言われた通り乗り込む。
中は予想以上に広くてビックリ。
「それでは出発いたします。」
ゆっくりと車が動き出す。
あぁ。
しばらくこの家ともお別れか…。
どんどん家が小さくなっていく。
これから
何が待ち受けているのか。
私はまだ何も知らなかった。
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