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鉄「まったく、お前達は…稼ぎを出して設備を向上させようとか全然思わないのか?」
『そうか!!その手があったか!』
『なにも試召戦争だけが設備向上のチャンスじゃないよな!』
『いい加減、この設備にも我慢の限界だ!』
不満をぶちまけるクラスメイト。
姫「み、皆さん!頑張りましょう!」
姫路さんがここまでやる気を見せるなんて。やっぱり、裏があるな。
『やっぱり、利潤が多い喫茶店がいいんじゃないか?』
『いや、初期投資の少ない写真館の方が…』
『けど、それだと営業停止処分を受ける可能性もあるぞ。』
『中華喫茶なら、はずれはないだろう。』
『目新しさに欠けるなぁ。汚くて人が来ない旧校舎だとそれは致命的じゃないか?』
『じゃあ、ウェディング喫茶はどう?』
『初期投資が大きすぎて、清涼祭の二日間じゃ、儲けが出ないだろ。』
『いや、ハイリスク、ハイリターンに違いない!』
島「はいはい!!ちょっと静かにして!」
『お化け屋敷とかの方が受けると思う。』
『簡単なカジノを作ろう。』
『焼きとうもろこしを売ろう。』
聞く耳を持たないクラスメイト。さっさと決めてくれよ。
島「もうっ!!とにかく静かにして!決まらないから、この候補の中から選ぶからね!」
『『『え~~~~~!』』』
クラスメイトからの大ブーイング。
島「ほら、ブーブー言わないの!一つだけ選んで手を挙げること!それじゃ、写真館に賛成の人!…はい、次はウェディング喫茶!…最後、中華喫茶!」
無理にまとめた島田。あいつ、前世、絶対屈強な男だろ。
島「はい、Fクラスの出し物は中華喫茶に決定!!全員、ちゃんと協力するように!」
やれやれ、やっと決まったか。俺は別に何もしてないけどな。
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