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影「一つ目に対しての答えだ。」
光「どうして、女になったのか、だね。」
影「女性になりたかったからだよ。」
光「へ??」
影「だって、私ずっと軍隊にいて、ストレス溜まってたし、また軍隊にスカウトされないために女になったの。」
何だ、そりゃ。あんた、女性になること考えてたのかよ。
そういえば、この人軍人だった。確か、階級は大佐ぐらいだったはず。
いろんな戦場に赴き、弱きを助け強きを挫く、みたいなことをやっていたらしい。100人の武装した人に囲まれて、助かったどころか、全員降伏させたらしい。
でも、ある日行方知れずになった。軍隊から俺に電話がかかってきた。何で俺の連絡先を軍隊が知ってるんだよ。まあ、俺も連絡とれてなかった。
しかし、行方知れずになって、こんな事しているだなんて。
光「あんたは、子供か?」
影「バカにしないでよ!私だって、これくらいしないと、軍隊にバレちゃうのよ。」
軍隊の人々も退けたらしい。こんなわけの分からない人に時間をかけるのはもったいないと思うが。
光「あんた、ろくな生き方してないな。」
影「好きでやってるわけじゃないのよ。軍に追われてるから、仕方なく…」
光「初めに自分でなりたいと言っていたが?」
影「それは、その…」
光「つまり、あんたはオカマということか。」
影「さあ、次の質問に答えよう。」
切羽詰まって、男の声を出されても、あまり意味ないな。
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