亜細亜

6/7
前へ
/12ページ
次へ
亜細亜の当主が住むでかい館を出るとそこには、人のようで人でないモノが館を取り囲んでいた。 「先生、なんすかコレ。」 「わ、我に言われても困るあるょ!な、何者あるか!!」 「まさか、アルさんの言ってたゼロじゃないのネ!?」 「その可能性は十分、ありますね。」 菊と湾が、構えの体制をとる。 ゼロと思われる奴らは、飛び出し上から襲ってきた。 その時。 「あぁぁあ、にぃぃぃい、きぃぃぃい!!!!」 フォースをもっていないヨンスは、辛うじでゼロを避けながら走り回っていた。 そのあと、王耀目掛けて飛び込んできた。 「うわぁあ!?なんで、こっち来たある!馬鹿じゃねぇ、あるか!!」 「だ、だって!俺、戦えないんすよ!!守って下さいよ、兄貴!!」 「だから守って欲しいなら、そこをどくよろし!! ぎゃぁあ、きたぁあ!!」 バシュ。 王耀とヨンスがギュウッと目をつぶっていると目の前には、短剣を突き刺した香が無表情に立ち、当主に手を伸ばす。 「香、、、。」 「全く、亜細亜の当主は危なっかしいッス。あとヨンス、隠れとけ的な。」 香が指を指している場所へ、ヨンスはかけていった。 香と王耀の回りには、ゼロがまた溢れ出る。 「ちっ、数が多いあるがいくあるよ。」 「当主のご命令のままに、、的な。」 二人は、それぞれ武器を構え走り込む。 香は、短剣。 当主は、三日月剣。 菊は、日本刀。 湾は、扇。 それぞれが自分の敵にまで、はしっていった。 「すべてを切り裂きなさい。日本刀:月鏡。」 「すべてを吹き去るのネ。扇:疾風。」 「すべてを切り刻め 的な。短剣:スラッガー。」 「すべてを燃やし尽すある。当主フォース発動:火竜丸」
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加