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亜細亜の当主が住むでかい館を出るとそこには、人のようで人でないモノが館を取り囲んでいた。
「先生、なんすかコレ。」
「わ、我に言われても困るあるょ!な、何者あるか!!」
「まさか、アルさんの言ってたゼロじゃないのネ!?」
「その可能性は十分、ありますね。」
菊と湾が、構えの体制をとる。
ゼロと思われる奴らは、飛び出し上から襲ってきた。
その時。
「あぁぁあ、にぃぃぃい、きぃぃぃい!!!!」
フォースをもっていないヨンスは、辛うじでゼロを避けながら走り回っていた。
そのあと、王耀目掛けて飛び込んできた。
「うわぁあ!?なんで、こっち来たある!馬鹿じゃねぇ、あるか!!」
「だ、だって!俺、戦えないんすよ!!守って下さいよ、兄貴!!」
「だから守って欲しいなら、そこをどくよろし!! ぎゃぁあ、きたぁあ!!」
バシュ。
王耀とヨンスがギュウッと目をつぶっていると目の前には、短剣を突き刺した香が無表情に立ち、当主に手を伸ばす。
「香、、、。」
「全く、亜細亜の当主は危なっかしいッス。あとヨンス、隠れとけ的な。」
香が指を指している場所へ、ヨンスはかけていった。
香と王耀の回りには、ゼロがまた溢れ出る。
「ちっ、数が多いあるがいくあるよ。」
「当主のご命令のままに、、的な。」
二人は、それぞれ武器を構え走り込む。
香は、短剣。
当主は、三日月剣。
菊は、日本刀。
湾は、扇。
それぞれが自分の敵にまで、はしっていった。
「すべてを切り裂きなさい。日本刀:月鏡。」
「すべてを吹き去るのネ。扇:疾風。」
「すべてを切り刻め 的な。短剣:スラッガー。」
「すべてを燃やし尽すある。当主フォース発動:火竜丸」
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