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すると学園内に警報が鳴り響き、一斉に防御シャッターがしまった。
《直ちに生徒は屋内へ退避してください。繰り返します‥‥》
アナウンスをしている人も少し震えた声で言っている。
「お~い。君たち、ここに居たのかね」
「校長。一体これはどういう事なんですか!?」
俺は校長の胸ぐらを掴み、問いかける。
「ちょっといっくん何してるのよ!」
俺は光の言葉を無視し、校長に再度問いかけた。
「校長!何であんなものを作ったんですか!あんなもの、皆を危険にさらすだけでしょう!!」
「ちょっと待った。私はあんなもの知らんぞ」
「じゃあ、俺の部屋に貼ってあった貼り紙は何なんですか?」
「貼り紙?私は君の部屋には一度も入っていないぞ?」
ど、どういう事だ?
校長は何も知らない。ってことは‥‥
俺が混乱しているとこに光が話しかけてきた。
「あー話し聞いていて解ったわ。あれはこの場の誰が作った物でもない。つまり、ただの敵」
「一閃君、理解できたかね?理解できたなら二人ともピットへ向かえ」
「「はい」」
俺と光は急いでピットへ向かった。
もう、何も奪わせない!大切な仲間も太陽も!!!
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