第一章 World In The Dark

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すると学園内に警報が鳴り響き、一斉に防御シャッターがしまった。 《直ちに生徒は屋内へ退避してください。繰り返します‥‥》 アナウンスをしている人も少し震えた声で言っている。 「お~い。君たち、ここに居たのかね」 「校長。一体これはどういう事なんですか!?」 俺は校長の胸ぐらを掴み、問いかける。 「ちょっといっくん何してるのよ!」 俺は光の言葉を無視し、校長に再度問いかけた。 「校長!何であんなものを作ったんですか!あんなもの、皆を危険にさらすだけでしょう!!」 「ちょっと待った。私はあんなもの知らんぞ」 「じゃあ、俺の部屋に貼ってあった貼り紙は何なんですか?」 「貼り紙?私は君の部屋には一度も入っていないぞ?」 ど、どういう事だ? 校長は何も知らない。ってことは‥‥ 俺が混乱しているとこに光が話しかけてきた。 「あー話し聞いていて解ったわ。あれはこの場の誰が作った物でもない。つまり、ただの敵」 「一閃君、理解できたかね?理解できたなら二人ともピットへ向かえ」 「「はい」」 俺と光は急いでピットへ向かった。 もう、何も奪わせない!大切な仲間も太陽も!!!
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