第二章 The World of distortion

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「彼女にしばらくの間耐えてもらうしかない」 司令官は声のトーンを少し落として言った。 「とにかく、ドライはもう少しで修理完了だ。直ぐに出撃出来るように準備しろ」 「‥‥わかりました」 「ならばよろしい。お前はピット上空で待機しろ。通常の何倍も力を出せる『合体』を行う」 俺は指示通りピットの上空で合体準備を始めた。 (合体とはSBRの特殊コックピットにSBSごと入り、シンクロし、自分の手足のように機体を操る事である) 「くっ!このおぉぉぉぉ!!」 光は敵に複数のロックオンをし、ミサイルを敵の各部に撃ち込んだ しかしそのミサイルをすべて敵はレールガンで撃ち落とした。 「そ、そんな!?」 次の瞬間、遠くに居た敵が一瞬にして目の前に現れ、レーザーブレードを振りかざす。 「く、」 光もレーザーブレードで応戦する。 ピー、ピー、ピー 突如コックピットのアラームが鳴り響く。 「一体何?」 「残リ行動時間五分デス」 しまった!上昇の時にエナジーを使いすぎたか! 「なら!最後に一花咲かせて散ってやる!!!」 もうみんなの、いっくんの所には帰れないかも‥‥。 「ゲージMAX!全てオールグリーン!!アイン最終兵器!『Transform(トランス・フォーム)』!!!!」 アインの騎士のような姿から獣人のような姿に変形し、レーザーブレードも巨大なバスターソードに変形、機体中から同じ様な大剣がつきだした
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