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その掛け声と同時にお互いはアリーナ上空へと上昇する。
「それじゃいきますよ!!スナイパーライフルKMk-Ⅱアサルトライフルモード!」
スナイパーライフルを白い光が覆い、スナイパーライフルからアサルトライフルへと変形した。
「なるほど、そっちはそう来るか」
俺はブレードに意識を集中させた
「第一形態近接ブレードから第二形態レーザーブレード『スサノオ』へ。シフトチェンジ!」
すると右手に持っていたブレードが光の粒子に包まれてレーザーブレード『スサノオ』へと変形した。
「へぇ、それがその剣の真の姿か。フハッ!!楽しくなって来たぜぇぇぇ!!」
なんなんだ?いきなり性格が変わったぞ?
「気を付けていっくん。相手の中学の時の養成所のデータを見たところ、アサルトライフルを握ると性格がかわるそうよ」
「んなバカな!それマジかよ!?」
「マジよ」
そうこうしているうちに敵は物凄い速さでこちらに近づいてくる。
「オラオラァ!ぼーっとしてんじゃねー!!」
そのまま近づき撃ってくるのと思いきや、空いている左手の方に蛇腹剣を呼び出し斬りかかってきた
「おわっ!あぶねぇ!!」
「まだまだいくぞぉ!!」
その場で宙返りしながらアサルトライフルを構えた。そして
「乱れ撃つぜぇ!!」
そのまま俺に向かって弾が飛んでくる
「仕方ないエネルギーバリア!!」
俺はとっさにバリアを展開し、弾を全て防ぐ
「へぇ、バリアまであるんだ。だけど所詮、ビーム兵器しか防げねぇよな」
そう、実のところまだ開発段階であるため、実弾は防ぐ事は出来ないのだ
「じゃあ、実弾も撃てる俺の前じゃ意味ねぇな」
そう言うとアサルトライフルをビーム兵器モードから設定を一瞬にして変え、腰に付けてあったカートリッジをアサルトライフルへと挿入した。
「ほらよ!もう一度行くぜ?」
そしてまた連射をしてくる
俺はかわすことで精一杯だった
「ちょっと新入生ごときになに圧されてんのよ!!」
「んなこと言われたってこの弾幕の中、どうやって反撃すればいいんだよ!」
「だったら『ライトニング・ブースト』を使えばいいじゃない」
「そうか!その手があったか!ってことは狙うとしたら‥‥」
「「リロードの時」」
実弾はビーム兵器とは違い、リロードに時間がかかる。
つまり「弾切れのタイミングを狙い、装填しているうちに攻撃!」というわけ。
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