日常其の二

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「それは随分と厄介な相手やな。」 その時マセジはふと思い浮かんだ疑問を聞いてみた。 「でもおかしくないか?、それだけのことで生存率が20%以下やなんて。」 興味ありげにマセジがそう聞いた。 「それなんですが…」 急にミッケルが口を止めた。 「何やまだあるんか?」 マセジが興味ありげに聞いた 「いえ、コレはあくまで自分の考えなんで実際どうだか分からないんですけど…」 「なんやねん、もったいぶらずにはよう言いや。」 「もしですよ、もし森の意思を操っている生物がアノ森いるとしましょう、確かに片岡くんの言ったように森事態に意思があるだけで生存率20%以下は無いですよ、だけど森の意思を操っている生物アノ森に居たら生存率20%以下は頷けます。」 「そないな化け物が蚕の森に居るっちゅーんか?」 「さあ、あくまで僕の考えですけど…」 二人の間の空気が暗くなっていく… 「ミッケル……………そりゃー流石に無いやろww」 「デスヨネーww」 「まあでもクロすけが貧乏クジ引いてるんは確かやな。」 「ですね、まあ彼の実力なら大丈夫でしょう。」 「せやな、でもアイツはアイツで戦おうせえへんからなぁ」 「彼は普段、面倒臭がりなうえ平和主義ですから仕方無いですよ。」 「……でも、アイツがいざ戦うとなるとスゴいで。」 「ええ、でも本人は全然嬉しく無いようですけど。」 ハハッと笑いながら会話する二人であった…………。
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