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その後、ユウジは幻斎の後を付いて行った。
その先に居たのは見た目は普通の少女が座っていた
「さて結論から言わせて貰うとだな…お前をここに呼び出したのは、お前にこの子の面倒見てほしいからだ。」
「…急な上になんでそんなことに回りくどいことをするんだ?」
「訳ありでな…それに問題なのは女の子の方なんだ。」
ユウジは座っている女の子を見て幻斎に問う
「…一体何の問題を抱えてるんだその子は」
「単刀直入に言うとだなこの子は蚕の森の力の根元だ」
それを聞いて俺は驚いた、それはそうだここまで来るのに起きた突然変異や生物達はこの子の力によって起こしたことなのだから……
「本当にこの子の力なのか?」
「ああ、間違いないこの森を意識を作り出す力からみて《森の龍気(チャクラ)》を持っている」
…オイオイ、マジかよこの幼さで龍門を開いたとでも言うのか。
本来人間は気と言う力をもっているだが、しかし気の上には龍気という気がある、この気を身につけるとその武力は通常の5倍と言われている、それゆえ龍気をつかえる者は数百万に一人と言われている、そして龍気を使えるようになるには龍門という力の門を開かなければならない、この龍門の開きかたは未だ解明されていない…
「でもどうやってこの子を連れてココから出るんだ?」
「片っ端から木を斬り倒す。」
「随分簡単に言ってくれるな?」
「大丈夫だ、第一にお前がいるからな」
「それは何の根拠だよ。」
「んなもん決まってる、お前が俺の弟子な上、息子だからだ。」
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