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「名前は螢にしたとして名字はどうするんだ?」
幻斎の問いかけにユウジは顔を渋って答える
「ああ!もう!俺はそこまで頭が回らないんだよ!」
どうやらユウジの頭では名字が思い付かなかったらしく、幻斎が嫌な所を指摘してきたため逆ギレしてしまうユウジ
「逆ギレ!?テメェそんな脳みそ持って恥ずかしくないのか、しかも今更になって反抗期かよ!」
「うるせぇよ!アンタ相手なら万年反抗期じゃ!コラ!」
「ひっどー!傷付いた、俺様のピュアなハートが傷付いた、ガラスの心が砕け散った!」
「それなら安心しろ、テメェの心はどんな攻撃にも耐える防弾ガラスで出来てるからよ!ってか下らねぇ会話するぐらいなら名字を考えるのを手伝え、この顎ヒゲ!」
徐々に幻斎の扱いが酷くなってきている
「扱い酷っ!!顎ヒゲの何処が悪いんだ!後、森に近い存在だから森近(もりちか)でいいだろ!」
「サラッと決めやがった!じゃあいいよ森近 螢でいいな?聞くぞ?断られても知らねぇぞ!」
「とっとと聞け!!」
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