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ある星で、奴隷として生まれた少年がいました。
少年が住む星では、文明が非常に発達していて、争いに長けた技術を持っています。
何故、優れていたかというと、ある一人の少女が神と等しい力を持っていたからでした。
永遠の命を持ち、存在してはならない禁忌の物を生み出すことができる少女。
たった一人の少女のおかげにより、この星は他の星では真似できない様々なことができました。
少女は神の力を平穏に暮らす為に使い、多くの人間が感謝をしてきました。
でも、ある時を境に、他の人間が少女の力を争いに利用するようになったのです。
その為、いつの頃からか他の星を侵略することを目的として、戦争が絶え間なく行われていました。
神の力を手に入れたも同然な星の者たちは、自分たちが手に入れた力を欲望のままに使用してきたのです。
敵意を見せる星には力で暴圧し、敵意を見せない星でも一方的な力を見せつけて抑圧しました。
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