運命は悲劇の始まり?

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出会いは、もう学校になれて日々の生活が輝きを失いかけた17歳だった。 ある日、普通に朝、起きて、普通に学校に行く、ごく普通の生活だった。 その日、友達と別れて、家に帰っていると男の人が倒れていた。 あまりにもびっくりしすぎて、しばらく息を吸うのを忘れていた。 「…あっ、大丈夫ですか?」 必死に声をかけると、男の人は目を覚ました。 「…ん。ここは…?」 そのつぶやきは誰に向けられたものでもなかった。ただ、その男の人はここの街の人ではないことは確かだった。 「あの、大丈夫ですか?なんか倒れてたから…。」 勇気を振り絞って男の人に話かけた。 しばらく、男の人は何かを考えるようにしていたがふと、 「…君は?ここはどこ?」 と聞いて来た。
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