2人が本棚に入れています
本棚に追加
…………だれだボクのランチタイムを邪魔するのは
丁度サンドウィッチ2個目に手を伸ばしたときだった
『…………』
仕方なくその体制のまま少しだけ首を動かし後ろを向く
そこに立っていたのは不良……
……ではなく、にこにこ笑っている背のバカ高い男子
背の事を抜けば特に変わったところの無さそうなやつ
んと、好青年?って言うのか
うん、まぁそいつが立っていた
『…………』
もしかしてこいつもあいつらみたいな感じか…?そうは見えねぇけど
そう思いながらもボクは何も言わずただ見ていた
見覚えは、ない。同じクラスじゃねぇよな…
するとその男子が笑ったまま言った
「お前、名前なんて読むんだ?」
………………
ボクはつかんでいたサンドウィッチ2個目を手から滑らせた
「わっ、っと…何してんだよもったいねぇな」
床に向かっていたサンドウィッチをそいつがキャッチしていた
最初のコメントを投稿しよう!