出会い

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…………だれだボクのランチタイムを邪魔するのは 丁度サンドウィッチ2個目に手を伸ばしたときだった 『…………』 仕方なくその体制のまま少しだけ首を動かし後ろを向く そこに立っていたのは不良…… ……ではなく、にこにこ笑っている背のバカ高い男子 背の事を抜けば特に変わったところの無さそうなやつ んと、好青年?って言うのか うん、まぁそいつが立っていた 『…………』 もしかしてこいつもあいつらみたいな感じか…?そうは見えねぇけど そう思いながらもボクは何も言わずただ見ていた 見覚えは、ない。同じクラスじゃねぇよな… するとその男子が笑ったまま言った 「お前、名前なんて読むんだ?」 ……………… ボクはつかんでいたサンドウィッチ2個目を手から滑らせた 「わっ、っと…何してんだよもったいねぇな」 床に向かっていたサンドウィッチをそいつがキャッチしていた
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