始まりの時

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「え…………?」 自分の目を疑った 扉を開けたらそこは何もない土地 いえ、庭? 遠くに門が見える みんなが私を見る 「何かしら、あの格好」 「本当にあれがウワサの子?」 ヒソヒソと話声が聞こえる 何…? 私の事を話しているの? 「驚くのも無理はない」 「え…」 振り向くと王冠をつけた人が立っていた 「中に入って話をしよう。 私はあなたに害を加える様な事はしない」 「……」 今はこの人を信じるしかなかった 私は渋々、部屋に戻った .
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