0人が本棚に入れています
本棚に追加
「え…………?」
自分の目を疑った
扉を開けたらそこは何もない土地
いえ、庭?
遠くに門が見える
みんなが私を見る
「何かしら、あの格好」
「本当にあれがウワサの子?」
ヒソヒソと話声が聞こえる
何…?
私の事を話しているの?
「驚くのも無理はない」
「え…」
振り向くと王冠をつけた人が立っていた
「中に入って話をしよう。
私はあなたに害を加える様な事はしない」
「……」
今はこの人を信じるしかなかった
私は渋々、部屋に戻った
.
最初のコメントを投稿しよう!