序章

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序章

            「憂、ごめん…‥やっぱり僕、行くよ。」               静かに寝息をたて眠る幼なじみに別れを告げ、まだ幼い顔の少年はさらさらと漆黒の髪を靡かせ家を出た。   まだ太陽すら顔を出していない薄暗い道程を、大きな決意を胸に、まだ幼い少年が一人…‥歩み始めた         _
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