始まりの事件

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―とあるスーパーの店内 上条「ふ、不幸だ…」 空っぽの卵売り場を前にして立ち尽くしていた。 上条「くっ…あと1秒…あと1秒早ければ…」 卵のタイムセールを目的に、寮から遠くのスーパーにやって来た上条だったが、 相変わらずの不幸体質で散々な結果に終わってしまった。 上条「はぁ…」 ため息をつき、夕飯に使う具材を買いに行った。 上条「インデックスが邪魔しなければ…信号が一つでも青だったら…犬の尻尾踏んでなければ…」 とブツブツ呟いている。 客(うるさいなぁ…)
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