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ドスッドスッ!!
―何かが刺さる音がした。
不良B「ぁ、あ、あ゙ぁああ゛!!」
低い叫び声が狭い路地裏に響きわたる。
不良A「な、何だよ…それは…お前…能力者か…!?」
明らかに動揺している。
まぁ、それも当然だ。
不良Bの両腕に、
太い螺子が貫通していたのだから。
不良Bは地面に突っ伏し激痛に耐えていた。
その横で―
不良A「て、めぇ、何で能力隠してやがったぁぁぁ!!」
手に炎を集め、一個の火球として打ち出された。
少年はそれを避けなかった。
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