12人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
「青山ぁ、今度また倉田と仲良くしてみろ?そんときゃあ、てめぇの脳天かち割ってやるからな」
「わ、分かったよ…」
倉田とは、俺と橘と同じクラスの倉田愛のことだ。
すごく可愛くて人懐っこくて、何よりもめちゃめちゃいい子なんだ。
それにスタイルもよくて、噂っていうか本人から聞いたんだけど、モデルとしてスカウトされたんだって。
まあ、断ったらしいんだけどねえ。
お気付きかもしれないが、俺はその倉田愛に密かな想いを寄せている。
そして、橘も倉田が好きで、橘は倉田と席が隣でそこそこ仲良く喋る俺がムカつくと。
そんなとこだ。
全く、小学生かってんだよ!
最初のコメントを投稿しよう!