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「チッこのヒョロ男が」
捨て台詞をはいて橘は昇降口に向かって行った。
…てか、めっちゃ気にしてること言われたんですけど!?
何で朝早くから凹まなきゃいけないんだよ…。
そんなことを考えながら歩いていると、誰かに背中を叩かれた。
「よう優大!」
「おう、俊介」
こいつは青山俊介。
俺がこの学校に入学して最初に出来た友達だ。
俊介もイケメンで、倉田と同じくらいモテるため、うちのクラスでは、女子の倉田、男子の俊介と言っている。
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