本編(三年)

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授業中(数学) 俺「わっかんねぇ」 ハゲ「まだまだだな」 俺「テメェも わかってねぇだろ」 ハゲ「まぁな」 俺「はぁ」 この時の 席は いろんな意味で最悪だった 俺の前に 拓也ちゃん 後ろは ハゲ 隣は めっちゃアホな女子 せめてもの救いで 拓也ちゃんの隣が 関さんだった いやぁ、ね 数学とかさ よく答えを書かされるじゃない わかんねぇ時は 周りに聞くんだけど 周りがアホばかりで 数学のおっさんが まぁ恐い 関さんが ほんっとに救いなんだわ 数先「よし。 じゃあこの列(俺がいる列)の 男子共は 前に出てきて書け」 俺「やべぇ ちょうどわかんねぇ所だし ・・・関さん ここを教えて下さい」 関さん「え~? またぁ?」 俺「後で何でもしますので」 関さん「よし! 教えてあげる まずはここは・・・」 俺「関さん 出来れば答えを教えて下さい」 関さん「途中式も出来なきゃ ダメでしょ?」 俺「あの・・・ プリントを貸して下さい」 関さん「・・・もう一つ 言うことを 聞いてくれるなら」 俺「・・・うぅ わかりました」 関さん「はい! どうぞ!」 俺「あざます!」 続く
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