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「卒業式誰かに告白とかするの?」
キッラーンと目を輝かせて知花が言う。
「え!?無い!!無いよ!!」
全力で否定する。
「ちぇー」
つまらなさそうにする知花。
「じゃあ知花ちゃんは誰かにするの?告白。」
とりあえず逆に聞こう。
「…まぁ。」
照れる知花。
「おー」知花ちゃんは乙女だなぁ。
そうしてるうちに別れる交差点へ。
「じゃあまた明日。」
「うん。黒沢くんと上手く行くといいね。」
「え゙!?」
「またねー」
驚く知花ちゃんに背を向け帰る。
だって知花ちゃん見てたら分かるもん。
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