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皆様こんにちは。さて、行政書士試験における「行政法」ですが、
この行政法は、全体像を捉えるのが非常に難しいです。
個別具体的、細部をいきなり頭に入れようとしても、かえって全体が見えなくなってしまいます。
まずは全体像を捉えてから、細分化して行き、そしてまた全体の中でのその位置を確認するのが良いでしょう。
つまり、全体と細部、「マクロとミクロの間の往復交通」です。
まずは、
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「行政法」とは
「行政法」とは何か。まず、法律に『行政法』という法律はありません。
それはなぜかというと、我々国民生活の細部に関係する、
さまざまな行政機関の作用(一例として市民税の課税)を規律している法規はあまりにも膨大多岐にわたり、
『行政法』という単一の法典はつくれないというのが、 その答えです。
『行政法』とは、あくまでも学門上の総称なのです。
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