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「じゃ、早く…」
行こうと言おうとしてやめた。
前から人が来たから。
「京平、笑実ちゃん。おはよぉ」
「愛奈!」
伊藤愛奈(いとうまな)先輩。
京ちゃんと同じ三年生で、京ちゃんの………
彼女。
「愛奈先輩おはよーございます」
あたしは作り笑顔で挨拶した。
「笑実ちゃんおはよ。京平、一緒に教室行こう?」
「おう。じゃ、笑実悪い。またな」
京ちゃんは申し訳なさそうな顔をして謝ってきた。
「うん、またね」
京ちゃんと愛奈先輩は、あっという間に行ってしまった。
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