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―夜―劉矢Side―
静まりかえった森。
俺がいる穴に修二がはいってきた。
「りゅッ劉兄。。。」
俺はビックリした。
なぜなら、普段の修二からは想像が出来ないほど泣いていて、それだけてはなく震えていた。
俺は初めてだった。
「劉。。。劉兄。。。」
必要以上に俺の名を呼び続ける
俺はそんな姿をカワイイと思った。
「どうした?修二。」
「ヒック。。。怖い…夢…あの日の夢をみたの…」
あの日の夢とはたぶん親が殺された時の事だろう。
俺は、歩から聞いただけだったが。。。
なんで覚えていないのか。。。それは、俺の目の前で殺されたからだ。。。
つまり、ショックで忘れてしまった。
「ごめん。。。俺、その時の記憶。。。歩から教えてもらっただけなんだ💧」
「劉兄。。。忘れちゃったの?」
「あぁ。。。」
「仕方ないよ。。。一緒に寝よ?」
上目使いで一緒に寝よ?と聞いてきたとき俺はドキッとした。
「///。。。いっいいぜ。入れよ」
「うん⤴⤴⤴」
安心したように気付けば修二は眠っていた。
「カワイイ…女の子みたいな奴だ…」
そうつぶやき俺は眠った
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