・~第二章~・

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旅を始めて初めての地 サクリアス 劉矢達がサクリアスに来た理由。 それは、サクリアスにいる劉矢達と同じ経験をした子供達と旅をしようと思ったからだ。 ミデューとサクリアスは昔から仲が良かった。 だが、ある日自分の国の子供を持つ親を殺したのだ。 それを次はミデューに向けたのだ。 なにも関わりのないサクリアスの者たちはミデューを恐れてしまった。 子供達はそんな事はお構いなしによく遊んでいる (大人だと思われる奴が多少いるが…) 「宏夜❗?」 宏夜という少年は大人に混じって仕事をしていた。 いや。させられていた。 「宏夜はいるか?」 劉矢がある男に聞くと、 「あっいます。宏夜➰」 「は➰い。あっ劉矢」 快い返事をする宏夜をみて劉矢は笑顔になった。 「ちょっといい?」 「あぁ。」 ―外― 「どうした?劉矢。」 「あのさ、あいつらと旅に出ねぇ?」 劉矢が言うあいつらは宏夜達、サクリアスの子供達の事だ。 「お前は大丈夫なのか?」 「あぁ。大丈夫さ。」 「ならいいぜ」 「あっけど、仕事。。。」 「仕事?あぁあれか。別にいいよ」 「そっか」 「あいつらのとこ行こうぜ」 「あぁ。慶一、修二、炬夜魅、それから和也、行こうぜ」
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