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次の日。
仕事を終えた俺達はマンションの前にいた。
玄関の前で立ち止まるお前。
この扉の向こうには、ヒロがいる。
ユノと一緒のヒロが…。
「大丈夫。俺が一緒にいる」
軽くキスをすると
「誰かに見られたらどうするんですか」
なんて顔を赤くして俺の腕を叩くお前が可愛くてもう一度キスしようとしたけど、今度はお前の手によって塞がれてしまった。
「入りますよ」
キスを塞いだその手は俺の手を掴んだ。
でも動こうとしないお前の手を握りしめて玄関の扉を開けた。
「ただいま」
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