初めての夜
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「凱君、18歳のお誕生日おめでとう!!」 俺が一気に炎を吹き消すと、妃奈子が拍手をくれた。 なんか照れるな。 「はい、プレゼント。気に入ってくれるといいんだけど」 妃奈子の手にはきれいなリボンのかかった包みがあった。 「・・・ありがとう・・・」 ワクワクしながら慎重に包みをほどいていく。 箱をあけると、中には腕時計が入っていた。
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