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なんだかんだでついにあちらに行く日がやって来たんですけれども…
「つぼみちゃん、準備出来たらこの模様に乗ってくれるかね」
なんと隣のおじいちゃんが両親をこちらへ連れて来てくれた張本人
なぜかあちらの世界に偶然行ってしまって、魔法でこちらへ帰れる手段を探し出したんだって
あちらに行った時に右も左もわからないおじいちゃん、当時はおじさんか…を何かとお世話してあげたのがお母さんのお父さんで
色々こちらの話を聞いて興味を持ってた二人は駆け落ちしないと行けない状況と相まって、おじいちゃんがこちらに戻る時について来ちゃったって訳らしい
何も知らない二人に色々教えて仕事を探したり、家を世話してくれたり、感謝してもしきれません
向こうから持って来た貴金属を少しづつ売って、何とか生活を今みたいに安定させたみたいだけど、両親揃って意外と大胆な性格だったんだなあと今聞いても飽きれかえる
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