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「俺、地元出る」
亮太は地元でも有名なくらい野球がうまくて、野球をする為に強豪校へ行くことになったのです。
簡単に行ける距離ではないので、私は戸惑いました。
亮太の為と思いつつ、私は亮太と離れたくありませんでした。
しかし時間は無情にも、刻一刻と亮太と離ればなれになる日まで刻んでいきます。
遠距離になるからと、亮太は時間を作っては私と逢ったり連絡をくれたりしてくれました。
亮太をさらに好きになるほど、遠距離になるのが怖くて怖くて仕方がなく、私は悩みに悩みました。
私が決断したことは、亮太を傷付ける自分本意なものでした。
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