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……あ、念のため言うと、ジュンちゃんは男の子です。間違えた、男の娘です。
ジュン
「……こんな勇者で大丈夫か?」
アスネ
「大丈夫だ、問題ない(キリッ」
ジュン
「……」
ジュンちゃんはあたしをしばらく凝視して、
ジュン
「……いや、問題ないわけがないな。オレとしたことが無駄なこと聞いちまった……」
と、ゆるゆると左右に首を振った。
ちょっ、ジュンちゃんひでぇw
アスネ
「大丈夫だもん! あたし世界救うんだから!!」
ジュン
「いや無理だろ。おまえモンスターと戦闘したことないじゃん」
アスネ
「だっ、大丈夫だもん!! あたしやればできる子だもん!! 勇者だし!!」
ジュン
「勇者っつってもくじ引きで当選しただけだろ? ってかこれ、くじ運いいのか悪いのか微妙だなwww」
アスネ
「うぐ……。とにかく、あたし旅に出て魔王倒すんだから! 勇者業全うするんだから!」
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