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「待たせたなー」
「お待たせ」
それからしばらくして二人は戻ってきた。
見ると、二人とも同じ戦闘衣を着用していた。その戦闘衣は動きやすそうなデザインだが、どこかオシャレでもある。
「さ、行こうか」
ミラがトビラを開け、俺達は中に入った。
「結構広いな」
部屋を見渡すと、様々な訓練器具があり、とても広かった。
見ると、奥にもう一つトビラみたいなものがある。
「そんじゃま、軽くアップからいきますか!」
そう言うと、ミラは入口付近に設置されている機械をいじりだした。
すると、奥のトビラが開き、何かが出て来た。
「あれは……機械兵……?」
「違う違う。あれは訓練用戦闘マシーン、名付けてドール君一号!」
言って、ミラはドール君一号に突っ込んでいった。
途中、ミラは魔装具を背中から抜き、具現化させる。
「ミラさん!討伐レベルはどのくらいにしますか!?」
「レベル3のオート操作で!」
「了解です!」
シエルが機械をいじり(さっきミラが言ったように設定しているのだろう)、ドール君一号が動きはじめた。
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