prologue

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某日…… 奏「ふぅ……」 一時間程のセッションが終わり、ふとため息をつく 奏「こいつらもハズレだったか…」 この青年は式神 奏、この物語の主人公だ。 なぜため息をついているか? それにはれっきとした"訳"がある この青年は、自分と波長の合うメンバーを探すため、様々な人とセッションをしている。 だが今まで約二年間、この活動をしてきたが、一人も見付かっていないのだ。 奏「何でこうもみんな我が強いんだ?我慢してる身の辛さがわからないのかよ…」 青年が悪態をつくのもわかる。 今までセッションしてきた人達は皆、自信家で自意識過剰な人ばかりだった。
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