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「どうだった?」 厨房の片づけが終わった蒼志さんが尋ねる。 「ん?どーした?」 ついでにパパも付いてきた。 「それが…」 全滅だった。 みんなもうバイトが入っていたり、部活が入っていたり、塾の子もいた。 なんでこう上手くいかないのか。 さっきよりも深く俯いた私に、 「ま。すぐにバイトが来るだろ!」 そんなパパの気楽な言葉でこの日は終わった。
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