~運命の公園~

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俺と湊は忘れ物が無いことを確認にして鍵を閉めた。 準一「ちょっと急いだ方がいいかもな」 そう呟いてマンションを出た。 俺と湊は自転車に乗ると、マンションの前の長い上り坂を上った。 俺と湊は遅刻しそうな時は自転車を使う。 準一「やっぱり登校は毎日してもキツイな」 俺は真夏の暑さもあって、早速汗を流している。 そう今は夏真っ盛りなのだ。 俺と湊は椎名会長に仕事を手伝ってほしいと言われ今に至る。 夏休み中に片付けたい仕事とはなんだろうか? 湊「兄さんはもうちょっと身体を鍛えたほうがいいですね」 という湊はCOOLフェイスで坂を上っていた。 というかこの坂を365日上るだけで身体を鍛えているようなものと思いつつも口には出さない。 しばらく無言で学校を目指した。 湊「どうかしましたか?」 湊が急に止まり話し掛けてきた。 不意に話し掛けられたので少しバランスを崩す。 湊「やっぱりでしたか。そのデレ顔で変なとこ見ないでください。」 と口では怒っているが、頬が少し赤くなっていた。 準一「いや、だってだな、その、嫌でも見えてしまう訳で」 俺は湊の後ろを走っていた。 (体力的な面で) 前を走る湊のソレがちらちらと見える訳である。 湊「え!?...」 湊「もう!兄さんのバカ!」 頬を赤く染めた湊の可愛さはこの世のモノとは思えない程に可愛い。 世界一のシスコンの俺が保証する。 湊「とにかく行きますよ!」 湊はひらひらしていたスカートをお尻にひいてペダルを漕いだ。 準一「ちょ...待ってくれ」 少し残念に思う心を置いて俺もペダルを漕ぐ。
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