ヒョンの存在

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ユチヒョンが足を運んでいたカフェ 曜日が決まっていて、授業が終わると足早に向かう先は必ずと言ってあのカフェだった プリントを渡す口実がなくてもユチヒョンに話しかける事は出来たけど、勇気がなかった 入れば雰囲気の違うユチヒョンが座っていた そこまでする必要があるほどあの店員に惚れているのだと気づいた瞬間だった そんなユチヒョンの姿に胸を締め付けられながらも目を離せなかった 「いや、いつもの雰囲気と違い過ぎるなぁと思って」 そう言った 確かに言った 貴方を想う人が此処にもいるんだ。 本当はそう言いたかったんです…
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