No.1-10

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No.1-10

No.1 眠気を圧してまで、僕は携帯を手にする。 理由は何故か?答えは簡単だ。 誰かと、繋がっていたかった。 ただ、それだけの為に 現実の社会で見出だせない“繋がり”が、欲しくて、欲しくて、欲しくて堪らなくて。 繋がりを嫌いながら、僕は独りでは生きていけなかった。 弱くて、脆かった。 全て壊してしまえたら、どれだけ楽になれるだろうか。 それでも僕は、携帯の小さな画面に繋がりを求めて また文章を打ち続ける。 .
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