Prologue

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「ふぅーーー」 「サウスヴィレッジか~。出来れば行きたくなかったな。」 と俺は溜め息をつきながら言った。 髪は黒く、瞳も黒い為、よく東大陸出身と言われるが、一応南大陸出身だ。 そんな俺は今、国家軍の第一会議室にいる。 国家軍とは、この大陸の異変、事件などを解決するためにつくられた、大陸一の大組織である。 この中でも、特に強いと言われる十二人は『ソルジャーズ』と呼ばれた。 そして俺、ジーニアス・シーヴァは異例の速さで『No.Ⅹ(テン)』になったと言われている。 正直他の人がどうなのかわからないが、俺は入軍後、一年でここまで上がってきた。 それはただ強いだけではなく、知識を持っているからでもあると思う。 自分で言うのもどうだろと思うが。
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