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「どこに行ったんだ!?No.Ⅹは!」
俗に言う黒いインテリアメガネをつけ、髪を七三分けにしている男が叫んだ。因みに髪は肩にかかるほの長さで、青っぽい色をしている。
「まぁ、落ち着け。No.XI。死んだ訳じゃないのだから。」
と赤いバンダナをつけた赤毛の男、No.Ⅰが凛々しく言った。
「ですがー」
「いいから、待つぞ。No.XI。」
「…はい。分かりました。」
No.XIは上からの高圧的な言葉に弱いようだ。
しかし、怒りは積もる。
暫くして、No.Ⅹ、ジーニアス・シーヴァが走って来た。
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