04. monochrome

2/2
前へ
/16ページ
次へ
monochrome written by Atoda Shoi compose by Atoda Shoi 楽園はもうない 幻のような記憶 揺らいでいく意志 壊れていく瞳 きっとこれは神の怒りなのだろうか いとも簡単に潰された勇気 でもその勇気があなたには勇気ではない事 色を失ったこの世界は花の色さえも消し去ってしまうの 雪だけがやたら鮮やかに見えるのは そう、心を失ったから ここじゃない まだ届かない 僕じゃない そう君じゃない 誰かに伝えたいこの思い 壊れそうな心 ガラスみたい 生じゃない 死でもない 愛じゃない そう憎じゃない 生きた結果はまだ分からない だってまだ現在進行形 悪夢ではもうない 現実という映画 燃やされてく思い 舞い散っていく祈り もしもここでいっそ全てを終わらせば これ以上傷付く必要もないよね でも何かが僕を引き留める 結局怖いだけ 明日も明後日も僕の視界は脱色されたままなのかな 流れる血の赤さだけが生きているという唯一の証 誰もが願うのは 自分の幸せだけ でもそれは当り前 だって人間だから 色を失ったこの世界は花の色さえも消し去ってしまうの 雪だけがやたら鮮やかに見えるのは そう、心を失ったから 明日も明後日も僕の視界は脱色されたままなのかな 流れる血の赤さだけが生きているという唯一の証 生きているという唯一の証
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加