幼なじみ

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メ「そういえばレンレン。」 レ「何?」 メ「レンレンって今誰と住んでいるの。」 何だろ?何か嫌な予感がする。 レ「一人暮らしだけど?メグは?」 メ「私も。」 レ「よく親が許したな。」 コイツの親って過保護だからな。 メ「そっそれでさ、もしレンレンがいいならさ…」 何故顔が赤くなってるんだメグ。 メ「私達、一緒に暮らさな「却下」なんで?」 何でかって?コイツは何故俺がアイツらから逃げたかわかってないのか? レ「異端審問会のメンバーに見つかったら殺される。」 メ「その異端審問会って何?」 そういうことか、異端審問会を知らないのか。 レ「異端審問会はな、Fクラスのメンバーで作られたグループだ。」 メ「それがなんで死につながるの?」 レ「モテない男の嫉妬で殺される。」 メ「そうなんだ。」 秀「むっレンと古川でわないか。」 この声は レ「あれっ秀よ「優子ちゃん?なんか喋り方がじじ臭くなってない?」 秀「すまぬ古川、ワシは姉上でわない。」 メ「なんだ、弟君か。」 秀「うむ、二人は一緒に帰っとるのか。」 メ「うん。」 あれ?なんか大丈夫じゃね? 秀「ところで古川、お主は男性恐怖症と聞いたのじゃがワシと話ても大丈夫か?」 メ「んー多分優子ちゃんと似てるから大丈夫なんだと思う。」 レ「双子だしな。」 秀「余り嬉しくないのぉ。」 メ「大丈夫、男子だって解ってるから。」 レ「よかったな秀吉、男だってわかってもらえて。」 メ「どういうこと?」 秀「ワシは姉上と顔が似とるからのぉ、クラスでワシを男として見てくれるのはレンと雄二しかおらんのじゃ。」 メ「そうなんだ。」
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